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シドヴィシャスに成り遅れた女の暴言

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友情

友情とはなんだろう。生まれも育ちも違った他人に対して感じる、心が痛むほどの親しさとは。友情とは愛である。でもそれは、親と子を結びつける愛とは違うものがある。親と子にある愛は、安心の愛である。兄弟愛は慈愛。神とその民の間に存在する愛は戒め。男女間の愛は情熱。親子、兄弟を結びつけるは血。神とその民を結びつけるのは律法。男女を結びつけるのはエロス。そして友と友を結びつけるのは絆である。

真の友情とは、初めて人間が赤の他人に感じる、血も、律法も、エロスもないピュアな愛なのである。それこそまさに他人愛である。しかし他人愛とは結局自己愛のことである。人も動物も、自分という存在が愛おしくてたまらない。動物は自分の身を守ることで、自己愛を成就する。しかし人間は、相手の存在を巻きこまなければ、自己愛というものを確かめられない。人というものは、他人との関係で自己の存在を知る。そして自己愛も、他の人間の中でしか確認しえないのである。人間とは、理解する前に理解され、存在する前に認められ、愛す前に愛されなければ生きてはいけぬ野獣なのである。しかし、その人間の弱さにこそ美しさがある。そしてこの、いかにも壊れんばかりの繊細さを象徴するのが、友情である。友情という情は、人間を最も人間たらしめている結びつきである。

友情は又、不安定であり最も痛々しい情である。これは先天的にも後天的にも、関係を結びつけるものが欠けているので当然なことである。友情にある結びつきは、まさに双方から共に築いていかなければならない。そういう意味で、友と友を結ぶものは絆なのである。その絆は、築くのに時間がかかり、育てるのに手間暇かかる。そして、せかっく築いた絆も双方の努力なしでは、時の流れとともに色あせてしまう。

真の友情を得ることは気安いことではない。他人の中に自分を見出すという行動事態があまりにも危険にあふれている。それは向かい合う鏡のようであり、覗けば覗くほど、自己と他人との境界線が見えなくなっていく。又、どのような魅力的な鏡であっても、ヒビが入ればその機能を失うように、友情も、びびたる損失が全機能停止を導く。言うまでもなしに、絆とは自分が壊す分には害はないが、相手に壊されると立ち直れないほど傷つく。友情とは儚いものなのである。

そういった理由で、多くの人は本物の友情というものもたない。端的に言えば、絆の建築など忙しい人間には億劫なのだ。人々は友情からどんどん遠ざかっていく。特に現代人は、当たり障りのない関係のプロである。「他人は他人で、自分は自分だ。」確かにこういった態度は、刺しても血の出ない、痛みも伴わない、便利なものである。人は自ずと苦を遠ざける性であるため、このような考えは無味無臭の毒ガスのように広まり、後に残るは意味のない倦怠感だけである。

しかし、私はその様な臆病な人々を残念に思う。なぜなら、友情を通して、そして絆という全くもって特別な繋がりを通してのみ、人間は自己愛を確認することができるからである。そして、その自己愛を他人愛に延長するという作業は、わがままでも自己満足でもなしに、一種の人間としての成長である。なぜなら、この作業には、莫大なリスクが伴うからである。つまるところ、これは自己を守ろうとする動物的本能からの脱出である。友情には、勇気がいるのである。私が友情を最も人間らしい情と考えるのは、それが他人という壁を介してしか得られない、自発的な発展だからである。そして友情によって築かれた自己形成のベクトルは、方向を失うことなく人間の存在に確固とした意味をもたらすのである。
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かなしくてやりきれない



悲しくてやりきれない。この歌が好きだ。歌詞に、時を超えて共感できる世界がある。
でも今この歌を聴くと、十代の時に感じたものとまた違った感情を見つけることができる。
あの頃は、空虚で儚い悲しみを美化するためにこの曲を聴いた。でもいまは、悲しみを 機械的に処理できてしまう、そういう悲しみを知るためにこの歌を聴く。青春とはまさに、日々入り込む感情をなにかしら美しくしてしまう時代なのだと思う。そして20代半ばにさしかかった今、混沌とした感情に浸かる暇もなく、せわしく現実の波にさらわれてしまう、、、そういう虚しさがある。人生のどの地点にいようと、悲しみはやりきれないものである。

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プロフィール

ケニー

Author:ケニー
年)  24
生存地)現在ーアメリカ、マッサチューセッツ州
何者?) 国際政治学を学ぶ者
好き)旅、読書、映画、会話、自然と戯れること,アイルランドの紅茶とミルク、音楽、
嫌い) 寒い冬、暇、縦社会、責任、怠慢、マグロ、愚痴
生まれる前はたぶん) さまよえるジプシー、
ネイティブアメリカン,そして70年代のコカイン中毒ヒッピー。地理力がいいことから、海賊かアレキサンダーザグレイトだった説。。それかジンギスカンか。現世にいたっては国籍不明な怪しい女。

音楽は魂に触れるものなら
なんでも聞きます。。ラップ、R&B,カントリーミュージックは例外として。。。。



映画と旅に物凄く心を奪われます。

宜しくね。


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