Hi Strangers!

シドヴィシャスに成り遅れた女の暴言

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Le navire sur la rivière

Take me lake
in the morning mist
with the ship we found
at the bottom of the fist


Take me city
in the lights of the night
find me a match
that ain't gonna snatch.

Take me river
to the street of books
smell the cigarette?
we are almost there

Tell me captain
if you see a girl
on the balcony white
in the sunset blue







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図書館

毎週日曜日、図書館に行くことが幼少期からの習慣だった。車で20分程の、市立図書館だ。私は図書館というものに随分幼い頃から崇高なものを感じていた。どことなく秘密めいていて、怪しく神々しい。

高校にあがる前までテレビ無し、雑誌無し、マンガはあったけれども三国志のような歴史物のみ、、、という過酷な(今となっては感謝できる)環境で育っていたため、活字を読むという作業は半ば強制的に教わった。家の本棚には百科事典がギッシリ並んでおり、もちろんサンタからのプレゼントも本か図書券だった。

私はありがたくも読むことを娯楽とし、ありとあらゆる本を片っ端から読んだ。聖書から、料理の献立、通り過ぎる看板を読む事さえも楽しかった。小学校低学年にし、シャーロックホームズ全巻、赤川次郎全巻、江戸川乱歩全巻を読破した。小学校の図書館も大好きだったけれども、やはり、毎週日曜日に通う市立図書館は格別だった。ただ単に本の種類が多いからというわけではなく、大人の本が読めるということがなによりも嬉しかった。入り口から入って右側は子供用、左側は大人用と分けられていて、私はいつも罪の意識をもちながら、コソコソと左側で本を何冊か引き抜いては右側に早足で移り、いかにも子供の本を読んでいるように見せかけるのが得意だった。手塚治の『火の鳥』を読んだ際は、あまりの衝撃で地獄に堕ちるのではないかと思った。私にとって市立図書館の左側は秘密の花園そのものであり、そこには漆黒の大人の世界が海のように広がっていた。そんな心構えで行くものだから、図書館に入った瞬間はいつも幸福と興奮が波のように押し寄せ、必ずトイレに行きたくなり、そして悲しきかな、閉館のアナウンスと共に流れる「芭蕉布」の曲で私は夢の世界から現実へと荒々しく切り離されるのだった。

こんなにも図書館に特別な思い入れがある私だからこそ、モントホリヨーク大学の歴史あるライブラリに感情が高ぶってもいいものの、これが全くもって無関心でほとんど使用していなかった。やはりあの感覚は時とともに廃れてしまったのでは、と思い心がチックと痛んだ。

しかし数日前に久しぶりにライブラリに寄った際、摩訶不思議、あの幼い頃市立図書館で味わった感動がふつふつと湧き出てくるではないか。なにとぞ?と思いながらも静かな図書館で本を読んでいると、あの当時の色褪せない幸福感プラス、今までに体験した事がない新しい満足感がやってきた。「そうだ、英語でも本が読めるようになったんだ。」興奮を隠しきれず冷たくなったコーヒーをグビグビ飲みながら、リズムよくページをめくっていった。この感覚が癖になり、次の日もそしてまた次の日もアルベルトカミュ、サルトル、シモン、ジオノなどを読み続け平和な幸福感にしばらく浸っていた。

が、今日ライブラリに寄ったら魔法は完全に消えていた。なにが原因だろうとよくよく考えてみて、仮定ではあるがある一つの結論にたどり着いた。図書館に魔法をかけるのは、建物ではなく、本のみでもない、その図書館で本を手に取り無我夢中にそれを読んでいる人々なのだと。モントホリヨークライブラリに感動がなかったのは、そのライブラリが本を読む寺というか、勉強する寺であったため。冬休み中ライブラリに魔法が帰ってきたのもこれで理由がつく。そこで普段勉強しているはずの学生が帰省し、いたのは読書好きのおじさんおばさんか、私のように貧乏で家に帰れずじまいの本の虫だけだったから。そして今日から学生が帰ってき始め、ライブラリが又勉強の場所になり魔法は解けたということになる。どうしょうもない仮定かもしれないが、少々気が楽になった。

モントホリヨークライブラリのちょうど向かえに、少々地味で名前だけファンキーな『ゲイロードライブラリ』という図書館がある。魔法を探しに、明日はそこにくりだすことにする。

日常、非日常

最近、村上春樹氏のエッセイ『やがて哀しき外国語』とやらを読んで、あー、やはり物を書く才能のある人というのは、ずば抜けた観察力の持ち主なのだと改めて感じた。どのような詳細も深く追求し、それでいてしつこくないから凄い。塩ラーメンみたいな文章である。やはり、さらっと濃い後味を残す書き方をする人を尊敬する。私自身、物事を追求するアカデミアに所属しているものの、こういった気持ちの良い文章に出会う事は稀である。知識を見せびらかすためだけの文章は、どことなくえげつないし、どんよりと重く、読んでいてつらい。村上春樹みたいな教授が、マルクス主義の解説や存在主義の読解を書くと、読んでいる方の知識の質も高まるだろうに。

私も(恥ずかしながら)将来こんな文章が書けるといいなーと思う。でもやはり、性格上無理だと確信している自分がいる。そもそも私は、何かにこだわるという観念が欠如している。自分という人間は、その場その場の刺激と、少しの直感、そして感情のみで出来上がっているといっても過言ではない。数少ない人間関係を除いては、なにかを長期間続けたり、溺愛したり、夢中になったりすることはまずない。昔から、非日常と自由を結びつける人間であり、なにかがルーティーンになったり習慣化するとすぐ窮屈になってしまうのだ。私にとって、慣れとは最大の敵であり、最も恐れるものの一つである。確かに、非日常にある自由と刺激を味方にすると、孤独がおまけにやってくる。しかし、この孤独は日常化ほど恐ろしい怪物ではない。

やはり村上春樹みたいに、ストイックに生きると良い文章が書けるのだろうか。。こんな水みたいな女には、あの塩ラーメンの後味は作り出せないものだろうか。。

面白い観点、視点を持っている奴はこの世に腐るほどいる。そしてそれを巧く表現できている人も腐るほどいる。でも、そういったものを静かに観察し、分析し、ある一種の芸術にしてしまう人は稀である。そのレベルに到達するためにはどうすればいいのだろうか。。経験か、想像力か、それとも集中する体力なのだろうか、、いずれにせよ、努力からくるものだろうと思われる。でもやはり、村上春樹や三島由紀夫、ヘミングウエイなどなどのマッチョストイック主義は性に合わないような気がする。

この時代が求める文章とはなんだろうか、、戦中戦後を体験したタフなロマンチストはもう古いし、慢性鬱の坊ちゃん的文章なんていうのは現実味を帯びていないし、バブリーな誘惑は過去の話しだし、かといって、村上春樹の小説に書かれている、奇麗で知的な食事やセックスがこの時代を表現しているとは思わないし。私たちの世代とは一体なんだろうか。60年代70年代の青年達が経験したのは、世の中の動きに対する怒りだったかもしれない、しかし同時に、そこから世界を変えれる可能性に満ちていた健康な世代だったようにも思える。でも今の時代は、なんというか、、平和的飽和状態が続き、、怒る前に、関心すらなくなってきているような気がする。なにかどことなく冷めていて、神経質で、不安で、爆発する元気もないような不発弾。。。。この時代の代表作が、ハリーポッターとトワイライトで歴史に残ると、ちょっと寂しいような。。。

海底

風もなく音もない昼下がり。

すべてのものは微動だにせず、芝生は青く、松の木々が威風堂々と茂げる。
雲のない澄み切った空を見上げると、小さな飛行機がひとつ優雅に泳いでいる。

切り離された宇宙、そこはまるで静かな海底のような場所。
誰からも遠く、見失われた世界。

私はその静寂に身を沈め、じっとしている。

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プロフィール

ケニー

Author:ケニー
年)  24
生存地)現在ーアメリカ、マッサチューセッツ州
何者?) 国際政治学を学ぶ者
好き)旅、読書、映画、会話、自然と戯れること,アイルランドの紅茶とミルク、音楽、
嫌い) 寒い冬、暇、縦社会、責任、怠慢、マグロ、愚痴
生まれる前はたぶん) さまよえるジプシー、
ネイティブアメリカン,そして70年代のコカイン中毒ヒッピー。地理力がいいことから、海賊かアレキサンダーザグレイトだった説。。それかジンギスカンか。現世にいたっては国籍不明な怪しい女。

音楽は魂に触れるものなら
なんでも聞きます。。ラップ、R&B,カントリーミュージックは例外として。。。。



映画と旅に物凄く心を奪われます。

宜しくね。


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